ヤングアゲインは、ペットに食事を与える方法として、自然採食法(FCAF: Free Choice Abundance Feeding)をおすすめしています。自然採食法は、飼い主さんにとって簡単なうえ、愛猫の食べ過ぎを防げます。食べ過ぎは肥満を招き、糖尿病、腎臓病、結石や結晶などの深刻な病気を進ませるリスクがあります。
食器を猫1匹につき最低1個用意します。深さのあるお皿(直径20〜25cm、深さ2.5cm程度)をおすすめします。よくある直径10cmほどの猫用フードボウルは使わないでください。水用のボウルはどんな大きさでもかまいませんが、大きめのものがいいでしょう。
食器1個につき2カップ(1カップ=240ml) のフードを入れます。フードがつねに食器の半分以上入っているようにしてください。給餌の間隔が3日以上あく場合は、入れるフードは多めにします。
食器の置き場所は別々にして、1匹がきたときそこから他の猫の姿が見えないような配置にします。1階と2階に分けて置くのもアイデアです。
たったこれだけの簡単な与え方でいいのです。その理由を説明しましょう。猫は群れをつくらず単独行動する動物です。繁殖と子育ての時期以外は単独で生活します。野生では空腹になると狩りに向かいます。室内の場合、半分空になった食器を見て、食料が尽きたと判断して空腹を感じるようになります。単独志向の猫たちは、飼い主さんが来てフードを補充してくれるとは考えませんから、フードが減っていくなら与えられた分だけ誰より先に自分が食べてしまおうとします。たとえあまり空腹でなくても食べるため、過食を招くのです。
自由採食法は、猫が自分のペースで食事をとることを可能にし、ストレスを軽減します。また、食事の時間に縛られることなく、飼い主さんの生活リズムにも合わせやすい方法です。
猫が自由に食事をとれる環境を整えることで、健康的な体重を維持し、肥満や関連する健康問題を防ぐことができます。ヤングアゲインのキャットフードは、栄養バランスが良く、猫が必要な栄養素を適切に摂取できるように設計されています。
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